ニンゲンはなぜ走るのか

ニンゲンには様々な種類のものがいる
ご飯をくれたり、なでに来たり、話しかけてきたり、走ったり、散歩したり、ベンチに座って休んだり…
我々に対して好意的なものもいれば、無関心のものもいる

今日のニンゲン観察トピックは走っているひとだ

ニンゲンは遅い
動作が猫より早く動ける俊敏なものは見たことがない
私の見立てによると、おそらく我々猫より早いニンゲンはいないであろう

その理由はおそらく足の使い方にあると思われる
ニンゲンは2本の前足を使わず後ろ足だけで移動する
後ろ足しか使わないため、ニンゲンは自分の体の大きさより高く飛べないようである
実際かれらが飛ぶところを見たことがない
木に飛び乗ることもできそうにない
仮に自分の身長より高いところに移動する必要が出てきたらどうにもならないだろう

後ろ足が移動のために使われている間、
前足2本はなにもしていない
たしかに何かを運んだりするには便利かもしれない
猫は何かを運ぶときは口を使うしかない
といって猫が何かを運ぶときは、こにゃんを運ぶ時ぐらいだから特に不便でもないが

そんな中、ニンゲンの中には走っているものがいる
どうやら一部のニンゲンは一生懸命早くなる練習をしているようだ
ほかの誰かを出し抜くためなのか、逃げるためなのかは知らない
ただし、少なくとも努力しているという点でかれらはとてもエライとおもう
私がそう思うのは、猫は努力が何よりもキライだからだ

ただし、彼らが早くなる傾向は一向に見られない
もしかしたら彼らは努力が好きなだけかもしれない

以上が今回の考察である
最後まで見てくれてありがとう
諸君が本日も平和に過ごせますように(‘ω’)

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